パターン① 既存システム連携型
教育支援課 IR担当

IRダッシュボード

既存の教務・入試システムから夜間自動連携したデータで、学生集団の教育状況を可視化します

統合レコード数
128,700
教務・入試DB連携 114,480/Excel 14,220
自動連携カバー率
86.8%
教育支援課 所有データ 107,460件中 93,240件
最終同期
本日 02:03
全13ジョブ正常/所要 4分12秒
学内LAN 受信ポート開放
0
アウトバウンド HTTPS(443) のみ
学修リスク検知
14
前週比 +2名/要面談候補
夜間自動同期フロー毎日 02:00 実行/学内エージェントからの一方向送信
既存DB 読取
教務/入試
読取専用アカウント
差分抽出
必要項目のみ
更新分だけ取得
匿名化・仮名化
氏名は取得せず
匿名IRキーに変換
暗号化して送信
HTTPS 443
アウトバウンドのみ
IR統合DBへ格納
縦断分析用に
正規化
指標再計算・AI所見
GPA/相関/
リスク判定
ポイント:通信は「学内エージェント → IR基盤」の 一方向アウトバウンドのみ。学内LANに受信ポートを開ける必要はなく、VPN・固定IP・ファイアウォール設定変更もすべて不要です。既存システムへの書き込みは一切行いません(読取専用)。
入試区分別 GPA推移(医学科・2020年度入学コホート)
医学科
看護学科
連携アクティビティ
LIVE
国家試験 合格率の推移
連携データ 内訳
履修・成績(医・看)
59,400
志願者履歴(入試)
33,840
出欠集計
12,600
学籍・進級判定
8,640
CBT/OSCE/MEC模試
8,280
国試合否・進路
5,940
オレンジ=教務システムに存在しないデータ。CBT・OSCE・MEC模試・国家試験合否・進路状況は教育支援課がExcelで保有されているため、この6種(14,220件)のみ取込画面からのアップロード運用となります。

データ連携ステータス

教育支援課 所有データリスト(2026.6)の全11種+学籍・出欠を対象に、取得元と連携方式を管理します

自動連携(夜間バッチ)
6種 / 114,480件
教務システム・入試システムから毎日02:00に取得
Excel取込(手動・年1〜2回)
7種 / 14,220件
教務システムに存在しないデータのみ
既存システムへの書き込み
0
読取専用アカウント/更新・削除権限なし
連携データ一覧行クリックで詳細
すべて
自動連携のみ
Excel取込のみ
データ名称学科取得元連携方式件数保有年最終取得状態
この画面の意味:「既存システムから必要なデータだけを引っ張ってくる」パターンでは、教育支援課が現在Excelで管理されている11種のうち 約87%(93,240件)が教務・入試システムから自動取得できます。残りのCBT・OSCE・MEC模試・国試合否・進路は元々システム外のデータのため、どの方式を選んでもExcel取込となります。

項目マッピング

既存システムの項目と、IR基盤の正規化項目の対応づけ。取得しない項目(氏名等)もここで明示します

教務システム(Step)
読取専用
入試システム(Step)
読取専用
取得しない項目IR基盤には一切保存しません
氏名・フリガナ
生年月日(年齢区分のみ保持)
住所・連絡先・保証人情報
出身高校名(都道府県のみ保持)
患者情報・診療情報
データ最小化の原則:分析に必要な項目だけを取得します。氏名を取得しないことで、万一の情報漏えい時のリスクを構造的に下げます。教職員が個別学生を特定して支援する必要がある場合のみ、権限を持つ担当者が「照合ログを残したうえで」学籍番号に復元できます。

同期ログ・監査証跡

いつ・どのテーブルから・何件取得したかをすべて記録。監査・情報公開請求にそのまま提出できます

同期ジョブ履歴
直近30日 エラー 0件
実行日時ジョブ対象取得件数所要実行者結果
閲覧・照合ログ
日時利用者操作理由
エージェント稼働状況
稼働中
設置先学内仮想サーバー(既存基盤に相乗り)
常駐形態Windowsサービス/メモリ 512MB程度
DB接続読取専用アカウント(SELECT のみ)
通信HTTPS 443 アウトバウンドのみ
稼働率(直近90日)100.0%
既存システムへの負荷1回あたり 平均 38秒(深夜帯)

コホート縦断分析

入学年度ごとの集団を、入試から国家試験・進路まで一本の線で追跡します

分析条件
学科
医学科
看護学科
全学
指標
平均GPA
修得単位率
再試験受験率
出席率
入試区分
すべて
一般選抜(前期)
推薦選抜
編入学
入学年度別 縦断サマリ(医学科)行クリックでコホート詳細
AI注視ポイント 2件
入学年度入学者共通テスト平均1年GPA3年GPACBT平均留年率国試合格率AI所見
学年別 再試験受験率(2020〜2024入学)
AI所見サマリ
① 2回生後期の再試験受験率が上昇傾向。2020年度入学 18.3% → 2024年度入学 24.1%。カリキュラム改訂(基礎医学統合実習)の時期と重なります。
② 入試区分による差は縮小。推薦選抜と一般選抜の1年GPA差は 0.21 → 0.06 に縮小。一方 3年時点では差が再拡大しています。
③ CBT下位20%群のフォローが有効。4回生CBT下位20%に補習を実施したコホートでは、国試合格率が +4.2pt 改善しています。

国家試験 相関分析

「国家試験に落ちた学生は、低学年のどの成績に傾向が出ていたのか」を定量的に検証します

国試合否との相関係数ランキング医学科・2013〜2025年度卒 1,428名
#指標相関係数強さ判定
CBT得点 × 国試合否
CBT 68点未満の群では国試不合格率が 18.6%(全体 4.1%)。4回生時点で介入余地があることを示しています。
AIによる要約
GPT / 学内データのみ参照
入試成績よりも、低学年の「つまずきの回数」の方が国家試験と強く相関しています。
共通テスト得点(r=0.24)・高校評定平均(r=0.11)・面接評価(r=0.05)は国試合否をほとんど説明しません。一方で、2〜3回生の再試験受験回数(r=-0.55)4回生CBT得点(r=0.71)6回生MEC模試・冬(r=0.78)が強い説明力を持ちます。 すなわち「入口で選ぶ」より「入学後2〜3年目のつまずきを早期に検知して支援する」方が、国試合格率の改善に直結する可能性が高いと考えられます。

AIアナリスト

日本語で聞くだけで、AIがSQLを生成してIR統合DBから抽出・集計します(データサイエンティスト不要)

学内データは学習に使用しません
質問する
よくある質問をクリックでも実行できます
分析履歴
日時質問実行者抽出件数状態

ネットワーク構成

学内LANに受信ポートを開けずに、既存システムからデータを取得する構成です

構成図ノードをクリックで説明が表示されます
クラウド構成
学内ネットワーク(既設・変更なし)
教務システム DB(Step)
SQL Server/大学仮想サーバー
読取専用アカウントで参照
入試システム DB(Step)
志願者・得点・合否
学籍番号と紐付け済み
IR連携エージェント(新規)
学内仮想サーバーに常駐
読取→匿名化→送信のみ
教育支援課・教育センター PC
ブラウザのみ/ソフト導入不要
発生しないもの(DX担当部門への回答)
  • 受信ポート(インバウンド)の開放
  • VPN・専用線の敷設
  • グローバル固定IPの取得
  • ファイアウォールの設定変更
  • 既存システムへの書き込み・改修
HTTPS 443
アウトバウンドのみ
一方向
TLS1.3暗号化
IR基盤(国内クラウド/専用テナント)
IR統合データベース
保存時暗号化/国内リージョン
氏名は保持しません
AIアナリスト(自然言語→SQL)
学内データは学習に使用しません
分析アプリ・BI連携
ダッシュボード/SQL直接実行
Tableau等へも接続可
アクセス制御
大学IP制限+SSO+多要素認証
想定されるご質問(DX担当部門向け)
このパターンで必要な調整事項
学内仮想サーバーに小さな常駐プログラムを1つ設置情報部門
DBの読取専用アカウントを1つ発行要ベンダー確認
テーブル定義(項目名・型)の開示要ベンダー確認
保守契約上の可否確認要ベンダー確認
Excelサンプルデータの提供(NDA締結後)教育支援課
このパターンの唯一の前提:コンピュータムーブ社のご協力(読取専用アカウント発行とテーブル定義の開示)が必要です。ここが難航する場合は、パターン②(Excel取込型)で先行して立ち上げ、後から連携に切り替えるという進め方もご提案できます。

匿名化・権限管理

個人情報を保持したまま、集団の傾向分析ができる状態を作ります

匿名化モード
匿名モード(既定)
氏名を持たず、匿名IRキーのみで分析します
集団の傾向分析に氏名は不要です。「入試区分別の国試合格率」「留年者の低学年成績」といった分析はすべて匿名IDのままで実行できます。
権限マトリクス行クリックで編集
役割集団分析個票閲覧氏名照合データ取込SQL直接実行
セキュリティ対策一覧
通信
TLS1.3/アウトバウンド443のみ/受信ポート開放なし
保存
保存時暗号化(AES-256)/国内リージョン限定/日次バックアップ30世代
認証
大学IP制限+SSO(既存の認証基盤に接続可)+多要素認証
権限
役割ベース制御/個票閲覧は理由入力必須/照合ログを全件記録
AI
入力データを学習に使用しない契約形態のAPIのみ利用/プロンプトログも国内保管
監査
取得・閲覧・出力のすべてを証跡化/監査レポートをPDF出力可
DEMO MOCK